SSコードとは?

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SSコードとは?

SSコードとは、スチュワードシップ・コードの略です。

保険会社や年金資金運用法人などの機関投資家が、投資先企業の株主総会などにどのような態度で望むべきかを定めた行動原則。金融庁が2014年2月、英国の制度を参考にして作成した。株主総会に出す経営方針について賛否を表明するときの方針を決めること、など七つの原則が示された。コードを導入した企業は、原則に基づいて具体的な方針を決める。(2014/08/29 朝日新聞 朝刊 1経済)

SSコード詳細

SSコードは日本では「機関投資家の行動指針」「機関投資家の行動原則」「機関投資家の責務」などと訳される。
投資先企業への監視や対話が不十分であったことが2008年のリーマン・ショックを招いたとの反省から、2010年にイギリスで初めて定められた。日本ではこれを参考に、金融庁が2014年(平成26)2月に日本版スチュワードシップ・コード(「責任ある機関投資家」の諸原則)を制定・公表し、2017年に改訂した。

7つの原則

  1. 明確な行動指針をつくり公表する
  2. 親会社や取引先などとの利益相反を回避するため議決権行使を監督する第三者委員会設置など明確な方針をつくり公表する
  3. 投資先企業の状況を的確に把握しチェックする
  4. 株価指数に連動して投資する「パッシブ運用」をする投資家を含め中長期視点で投資先企業と「目的を持った対話」を通じて投資先企業との認識を共有し問題の改善に努める
  5. 議決権行使の方針をつくり個別の投資先企業および議案ごとに賛否を公表する
  6. 機関投資家としての責務をどう果たしているか顧客・受益者に対し少なくとも年に一度は報告する
  7. 投資先企業の持続的成長に役だつように、対話や行動を適切に行うための実力を備える

終わりに

日本では、機関投資家が企業の株式を大量に保有しながら、株主総会などで経営に口を出さない「物言わぬ株主」の状況が続いてきた。スチュワードシップ・コードの制定は、機関投資家を「物言う株主」に変えて投資先企業の経営監視機能を強化することで、企業の持続的成長や株主への還元を後押しするねらいがある。なおスチュワードシップ・コードが機関投資家を対象とするのに対し、上場企業が守るべき規範を示したコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)がある。スチュワードシップ・コードとコーポレートガバナンス・コードは企業価値の向上を促す車の両輪とされている。

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